報徳楽校

セイケンのあぴぬーんおじさん

2013年04月08日 09:58

 報徳楽校の入学式に招待されて行ってきましたよ。
小学生と父兄が参加する自然塾で
小田原市の報徳実践会が主催している。
田畑、山、川など自然の中でさまざまな体験をして
人と人のつながり、食べ物の大切さ、労働の大切さ、
「徳」の発見など、楽しみながら学んでいこうとする塾だ。

入学式は約50名の児童とその親たちが参加し、
ゲームなど取り入れた楽しい雰囲気の中で行われ、
楽と学の融合、おじさんも入学したくなるものだった。
午後は畑で野菜の種まきして終了。
掛川にも燃える人が出て設立してくれるといいね。

 掛川には大日本報徳社があって
道徳と経済の調和をいう二宮尊徳の教えを広めているが
堅いイメージがあって若者が参入してこない傾向があってもったいない。
道徳教育が見直されている今、
子供たちの人格形成に役立つような学校教育、
社会教育が求められるが、
身近にある二宮尊徳の教えを取り入れていくのが一番いいように思う。



 「そんなこん言ってるが、
おじさんは金次郎さんのこと知ってるの?」
「薪背負って本読んでるひとだろ?」

小田原は金次郎生誕の地だけあって
どこの学校にも、街角にも像が建っている。
薪取りに行った山の中にも休憩した石の所に像があるし、
マーケット脇の像には子供たちが遊んでいて
どんな人か知っていた。

この像に刻んである金次郎の言葉がおもしろい。
「一日一字づつ習えば、一年で三百六十五文字となるぞ、小僧」
道行く子供に言ったという。