中勘助

セイケンのあぴぬーんおじさん

2018年06月11日 09:48



おじさんは中勘助という作家を知らなんだ。同時代の作家志賀直哉、谷崎潤一郎、高村幸太郎、北原白秋、武者小路実篤などは知っていたし本も読んだことがある。中は地味な作家だったのか「銀の匙」という小説も読んだことがない。
その、中勘助記念館が静岡市羽鳥にあることも知らなんだ。仲間と遊びに行く途中の標識を見て時間があったから立ち寄った。静岡市が管理している江戸時代後期に建てられた民家が記念館になっている。
展示館の別棟のかやぶきの六畳一間の小さな平屋が書斎兼寝室で、ここに1940年~48年執筆活動をして東京に戻ったという。
何かわからない標識でも、ちょっと興味をもってみると意外な発見がある。穴場を探そう。