日本ミツバチの飼育愛好家が増えているようだ。おじさんも数年前飼育していたがスズメバチと巣虫にやられてやめてしまった。市販されているはちみつの多くは西洋ミツバチが集めたレンゲ、ミカン、菜の花など花の時期以外の蜜は色も味も劣る。日本ミツバチはドングリや椎の花など雑木や野草などなんでも集めてくる。蜜は透明で癖のない甘さだ。
今、蜂の群れから新女王バチが部下を連れて分家する分蜂の時期。この群れを蜂を引き寄せるフェロモンを発散させるキンリョウヘンという蘭の花を空き巣箱の横に置いて捕まえようと愛好家はヒシコイテ活動する。倉馬にも仲間が巣箱を置いて待ち構えている。
「いい部屋だし家賃タダにしてやってるで、そのいとに入るら」家賃タダでもでも入ったら蜜を盗まれるからね。
