豊年満作を祝い、氏子の安全を願う氏神様のお祭りだが、いつ頃から現在のように屋台引き回しなどの形なったのだろうか。いずれにしても、長い伝統を誇っているのが掛川祭りである。私が住んでいる地区には神社が２つあって、屋台も２台ある。街の中心と違ってまだまだ農村の雰囲気が残っており、村の祭りの雰囲気が残っていてそれなりに楽しい。今年は神社の当番でのぼり旗を揚げた。近所の人たち総出でやったが、右はなんだっけ、左はどうだ、榊はどうしたっけなどワイワイ、太くて長い柱を立てるにはなかなかむつかしいものだ。いろいろな祭りのしきたりを伝える長老が少なくなって、若手は去年の写真を見ながら四苦八苦。青年の屋台引き回しのほうが、順調に事がはこぶ。孫たちは大喜びで屋台にくっついている。
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