秋たけなわ、お祭りの屋台のお囃子が聞こえる。突如、響き渡るオッカサの障子を引き裂く悲鳴！
「あなた、早くはやく！」
「ゴキブリくらいなんとかしなよ」
「わっ、わっ、わっ、わっ」
ほっとくと後が怖いので見に行くと
ムカデだった。
蠅たたきでぱしっ！
かわいそうなムカデは自分がなんでやられたかわからないうちに始末されてしまった。
裏山のせいか、我が家には、蠅、蚊、ゴキ、アリ、ムカデ、ヤスデ、クモなどの虫が出没している。
その中でやっぱり気持ち悪さとかまれた時の痛さで、ムカデが一番人気。
おっきいばあば、孫娘がかまれたことがある。
ゴキ、ムカデ退治は、日ごろのイメージトレーニングが大切だという。
「あ、出たな、ム・・、蠅たたきはあそこだ、ム・・やつはあそこへ逃げる、いったん止まった時パシッ」
害虫とは人間にとって害を及ぼす恐れのある虫のこと。虫はその気がないのに、人間が勝手に害虫とみなして、
殺虫剤を撒いて殺して、益虫まで殺してしまったり、
人間自信が病気になったりしている。
畑のキャベツや、白菜が虫に食われてレース状態になった。
無農薬にこだわっている我々は、蠅たたきという武器も使えず、
ひたすら野菜が虫に打ち勝つよう見守っている。
見るのが遅くなってしまいました。 ムカデはちょっと嫌ですね。 昔、田舎に住んでいた時、暗がりに茶色のビンがつるしてあり、
中には捕まえたムカデが入れてあった（様です）。ムカデに噛まれた時には、そのビンの中のエキスを付けると治ると聞いていました幸、私はムカデに噛まれたことがなかったので、そのエキスの
効力を知らずにいますが、ホントなんですかね？
ちなみに、家にいて歩き回っているクモは、ゴキや蚊を捕って
くれるので、見て見ぬふりをしています。不幸にも、奥さんに
見つかり、錆びたシャッターみたいな声を出された時には、屋外に
逃がす様にしています。 人間の都合で、害虫・益虫に分けられるのもかわいそうですが、気持ち悪いのはやっぱりゴメンですね。