WVの仲間と広重の浮世絵で有名な薩垂峠へ出かけた。
由比駅から北側急斜面沿いの旧街道をトコトコ歩いて登る。
古くからの情緒ある建物が残っていて
なかなか楽しい道だ。
街道を離れるとミカンや枇杷の畑が続き
１００円ミカンの無人市があちこちにある。
こんな山中の無人市でもちゃんと１００円を払っていく
日本人の心は捨てたものじゃない。
曇り空だったが富士山もキレイにみえた。
自転車をかついで登って来た人もいた。
修行僧もお乞食さんも、老夫婦も恋人同士も
いろんな人が登ってきた。
江戸の昔から大勢の人々が
みんなこの寒い峠から去って行った。
山は苦手の人でも気軽に行けるところだから
天気の良い日に行ってみよう。
