宇都宮とか浜松では餃子で町興し、我が家でも餃子で家興し。
満州はハルビン伝来の本格派餃子は
大きいバーバ、小さいバーバと伝承され
今、料理教室によって後継者は広がりつつある。
日本では焼き餃子でラーメンに付随したり
ご飯のおかずとしての位置づけだが
中国では水餃子が主流で主食であり、
食べる量も半端じゃなく、モリモリザクザク食す。
我が家のはその中間で皮は自分たちで強力粉を伸ばした
分厚いのが特色だ。
中国では餃子の肉に牛、羊、豚、、ロバ、エビなどを使う。
ロバは食べたことがないが、餃子の中身に入っていたのを
知らずに食べちゃったかもしれない。
変わったところでは
桂林でアルマジロの肉を食べたことがあった。
そうそう、甲羅に覆われていて、襲われると
団子虫状態になるやつだ。
あんなものを食っちゃう中国料理はすごい。
しかしながら、こいつはかたくて、臭くて
さすがのおじさんも両手を上げた。
餃子の中に羊やアルマジロなどぶっこむと
においに参るので、
匂い消しに、ニンニクを入れたり、そばに置いてかじりながら食すのだ。
おじさんちのは豚肉や鶏肉を使う。
決してアルマジロは入っていないから
安心して食べられるよ。
また ビールに合うんですよね。
その家の味・料理があって、それが次の世代に伝えられて行くと
いうのは、素晴らしい事だと思います。
家族にとっても、誇れる事ですよね。
私は小さな頃から、母の作ってくれた「じゃがいもと豚肉のカレー
炒め」が大好物で、これが我が家の味だと、思っていました。
しかし、姉も妹もこれが好きではなく、その上 なんという事か！
ウチのオクサン迄もが・・・この料理は現在「絶滅危惧種」です。
「味・料理」によって広がる世界って、楽しいですよね。
コンビニやアルマジロが「ウチの味」じゃ、ばかさみしい！
処で、写真 ウエインさん？ まさか 餃子作ってるの？