
あんなにやかましかったセミのコーラス、
今は日暮らしやツクツクボウシの寂しげな声と、夜の虫の声に変わった。
アブラせみ、クマゼミの泣き疲れた亡きがらが目に付くこのごろだ。
セミの抜け殻をから揚げにすると食べられるよ、という
話を聞いて試しに去年数匹カラ揚げにしてみた。
塩を振りかけて食すると、シャリシャリっとエビの尻尾と
同じような感触だったが、なんか口に殻が残った覚えがあった。
今年は里山倶楽部の連中に味わってもらおうと
MGさんに抜け殻を集めてもらった。
しっかり揚げないと殻が残るから、と
オッカサに指導を乞うたが
「そんなのやったこんないから、自分でやんな」と
つんめタイお言葉。
やったこんないから挑戦する価値があるのにな。
ビールのつまみになるような調理法を
発見してみい、
世界料理大賞受賞なんて栄誉を受けることになるのに。
しかたがないので強火で揚げたり、弱火で2度揚げしたり
してみたが。
シャキシャキ感は心地よいが・・・
やっぱし殻の殻が口に残ってほき出す必要があるのが欠点だ。
団子虫の時も殻が口に残ったな。
成分はあれと同じなんだ。
皆に食わせるにはいまいちだが、食ってみたい人は沢山あるからね。
お申し出お待ちしています。
でもだれかうまく食える調理法をおしえてくれないかなあ。
