友達夫婦とワインを飲みに行こうということになって
八ヶ岳山麓へ出かけた。
ワインも美味かったが、秋晴れのキーンと冷えた空気は
何物にも代えがたい美味さだった。
うっすらと紅葉が始まった山々と美味い空気、
空の青さを味わえるのは日本人の特権だ。
ところで初めて「生ワイン」を飲んできた。
ワイン通ではないので、味は「うんめえ!」としか語ることはできない。
どんな高級ワインでも、硫黄の煙で酸化防止をしてあるが、
生はしぼったままということだ。
ワインにはワインに合った料理があれば「うんめえ」
塩辛や、やっこ豆腐を食べながら高級ワインを飲んでも
「オイオイ・・」と言うことになる。
おじさんの友達が地ワインをつくった。
ブドウには天然酵母がくっついているので
皮のままつぶして瓶に入れておくと発酵してぶどう酒になる。
これが生ワインと言うのだろう。
「うんめえ」ワインができたと自慢していたが
飲ませてもらっていないので「うんめえ」かどうか不明のままだ。
むかしおじさんも挑戦してみたが、雑菌が入ってワヤになった。
地ビールはうまく出来たのに。
この行為は違法なのかな。
国会も憲法違反しているくらいだ、
庶民のこんなのは見逃してくれるはずだと思うけーが。
こんなオイシイ、楽しいことが出来るのも健康だからだ。
健康だから楽しめるのか
楽しい事しているから健康でいられるのか
どっちかな。
でも、美味いものも楽しい遊びもホドホドでないとやっぱし
副作用は出るものだ。
ホドホドってむつかしい。
二宮尊徳の教え 「分度」
自分の能力、財力、健康度を知る・・・つまり身の丈にあった生活が
人生の基本かな。
背伸びすると病気になる。