庭のピラカンサは鳥が運んできたものだが、近年真っ赤にあふれるように実をつけ楽しませてもらっている。ピラカンサはバラ科のときわさんざし(赤い実)、たちばなもどき(黄色)などの総称という。この実は美味しそうだが、食べるとジワーッと渋みが口に広がりとてもまずい。毒があるという人もいるが鳥たちが好んで食べるのだから彼らにはトテモおいしいものだろう。今朝は冬の雨がしょぼしょぼ降ってド寒かった。しかし、しばらくピラカンサの赤い実を観察していると次から次へ鳥たちがやってきて実をついばんでいる。メジロなどは十羽近く群れてくる。ヒヨドリがやってくる、メジロは急いで逃げる。ムクドリも来る。ヤマガラとかホトトギスらしいのも来る。見慣れない鳥が来ると急いで図鑑と参照するがなかなか見分けがつかない。そうこうしているうちに、あれほど満作だった赤い実も5分の1位になってしまった。今月中にはなくなるだろう。